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第2回 青木眞×本康宗信(本康医院院長)<前編>
ST合剤はマニアック? 診療所での抗菌薬適正使用はここが大変

2013/07/10

(photo:Hirotaka Nakayama)

青木 抗菌薬の使用量を日本全体で考えたとき、一番ボリュームを占めているのは診療所での使用ではないかと思います。つまり、開業の先生方が抗菌薬を適正に使わない限り、コミュニティーレベルでの選択圧が弱まっていかないという問題があります。

 今回は、循環器内科を専門としながら、診療所での抗菌薬適正使用に取り組んでこられた本康宗信先生に、これまでの歩みや、診療所ならではの感染症診療の苦労話を中心に伺いたいと思います。

 まず、本康先生は感染症の勉強をいつごろ本格的に始めたんですか。

著者プロフィール

青木眞(感染症コンサルタント)●あおき まこと氏。1979年弘前大医学部卒。沖縄県立中部病院内科、米ケンタッキー大感染症内科、聖路加国際病院感染症科などを経て、2000年より感染症コンサルタント。米国感染症専門医。

連載の紹介

青木眞が聞く! 感染症診療のピットフォール
感染症診療の現実は甘くない! 次世代を担う若手医師たちは、現場でどのような課題に直面し、どう克服したのか。今だから話せる失敗談、感染症診療の難しさを、若手感染症科医のロールモデルである青木氏と本音で語り合う。

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