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町田浩道の「南極オングル中央病院だより」
越冬交代、帰国の準備

2015/06/10
町田浩道
越冬交代、帰国の準備の画像

 「しらせ」接岸 2015年1月12日、午後2時06分(昭和時間)「しらせ」接岸(写真1)。厚さ6mを越える海氷をまさに体当たりで砕き(ラミング)、「しらせ」は2年連続で接岸しました。ラミングは往路総計3187回、これは過去最多でした。56次隊は夏作業や越冬準備、我々55次隊は設営・観測の仕上げと帰国準備、ついに終盤になりました。1年前、白夜の中、「しらせ」から慌ただしくヘリコプターで昭和基地入りした時は、岩や土、地面が露出し雪融け水でどろどろになった道をダンプが走り、どこか山奥のダム工事現場のような南極でした(写真2)。そしていま、白夜が終わり、昭和生活も終わり。歩き慣れたどろ道やダンプとは決別です。

著者プロフィール

町田浩道(第55次日本南極地域観測隊越冬隊医療)●まちだ ひろみち氏。1980年東京医大卒業後、東京女子医大第2外科に入局。88年聖隷浜松病院外科。2013年7月に休職し、国立極地研究所南極観測センター第55次日本南極地域観測隊に。2013年12月から昭和基地に滞在中。

連載の紹介

町田浩道の「南極オングル中央病院だより」
南極昭和基地という極限下の医療事情を、越冬生活のエピソードを交えて紹介します。オーロラやペンギン、ブリザードなど南極の魅力についても伝えたいと思います。連載を通して、南極への関心が高まれば幸いです(越冬医療に興味を持ってもらえれば最高)。

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