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町田浩道の「南極オングル中央病院だより」
医師が南極で負傷者になったら

2014/10/08
町田浩道

 オングル中央病院は現在、医師1人体制です。日本南極地域観測隊(JARE)の越冬医療隊員は、9次から54次までずっと医師2人体制で維持されてきました。外国基地の越冬医師が1人であることを考えれば、常勤医が2人いるオングル中央病院は南極最多医師数の病院でした。オングル中央病院は南極大陸で最大規模を誇る施設なので(図1)、ハードもソフトも「南極一」でした。しかし、我が55次隊から医師1人体制になったわけです。これは医師の立場からすると歴史的な転換です。

著者プロフィール

町田浩道(第55次日本南極地域観測隊越冬隊医療)●まちだ ひろみち氏。1980年東京医大卒業後、東京女子医大第2外科に入局。88年聖隷浜松病院外科。2013年7月に休職し、国立極地研究所南極観測センター第55次日本南極地域観測隊に。2013年12月から昭和基地に滞在中。

連載の紹介

町田浩道の「南極オングル中央病院だより」
南極昭和基地という極限下の医療事情を、越冬生活のエピソードを交えて紹介します。オーロラやペンギン、ブリザードなど南極の魅力についても伝えたいと思います。連載を通して、南極への関心が高まれば幸いです(越冬医療に興味を持ってもらえれば最高)。

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