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第6回 好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)
好酸球増多と末梢神経障害を同時に認めたら…

2019/08/02
有村 義宏(吉祥寺あさひ病院院長/杏林大学医学部特任教授)
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 抗好中球細胞質抗体(anti-neutrophil cytoplasmic antibody:ANCA)関連血管炎には、顕微鏡的多発血管炎(microscopic polyangiitis: MPA)、多発血管炎性肉芽腫症(granulomatosis with polyangiitis: GPA)、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(Eosinophilic GPA:EGPA)という3つの疾患があります。今回は、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症についてお話しします。

著者プロフィール

有村 義宏(吉祥寺あさひ病院[東京都武蔵野市]院長)●ありむら よしひろ氏。1978年杏林大学卒。同大第一内科助手、医局長、講師、助教授を経て、2008年に同大第一内科学教室・腎臓・リウマチ膠原病内科 教授に就任。2017年退任、現職となる。2014~17年厚生労働省難治性血管炎に関する調査研究班の研究代表者。

連載の紹介

ANCA関連血管炎を知る
難治性血管炎であるANCA関連血管炎は、かつては透析導入率、死亡率がともに高い疾患でしたが、新規治療薬も開発され治療成績は改善しています。しかし、いまだに診断が遅れたり、治療に難渋する症例も 多いです。症状が多岐にわたるため、内科、皮膚科、耳鼻咽喉科などプライマリ・ケアでの適切な拾い上げが求められています。2017 年に全面改訂された診療ガイドラインを基に、ANCA関連血管炎の診療の基礎を厚労省研究班の班長を務めた有村義宏氏が解説します。

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