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出血・虚血・炎症有りでは血管炎も念頭に
初期の拾い挙げが患者の予後改善に貢献

2018/02/09
有村 義宏(吉祥寺あさひ病院院長)
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 血管炎は、大動脈から毛細血管まで全身を巡る血管に炎症を来す全身性疾患で、症状は多彩であり原因が不明であることが少なくない。近年、抗好中球細胞質抗体ANCA)による血管炎の病態が明らかになってきた。診療科をまたぐ疾患であり診断が困難な場合もあるが、ANCA関連血管炎について知り、適切な検査によって拾い上げることが重要だ。

著者プロフィール

有村 義宏(吉祥寺あさひ病院[東京都武蔵野市]院長)●ありむら よしひろ氏。1978年杏林大学卒。同大第一内科助手、医局長、講師、助教授を経て、2008年に同大第一内科学教室・腎臓・リウマチ膠原病内科 教授に就任。2017年退任、現職となる。2014~17年厚生労働省難治性血管炎に関する調査研究班の研究代表者。

連載の紹介

ANCA関連血管炎を知る
難治性血管炎であるANCA関連血管炎は、かつては透析導入率、死亡率がともに高い疾患でしたが、新規治療薬も開発され治療成績は改善しています。しかし、いまだに診断が遅れたり、治療に難渋する症例も 多いです。症状が多岐にわたるため、内科、皮膚科、耳鼻咽喉科などプライマリ・ケアでの適切な拾い上げが求められています。2017 年に全面改訂された診療ガイドラインを基に、ANCA関連血管炎の診療の基礎を厚労省研究班の班長を務めた有村義宏氏が解説します。

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