「抗微生物薬適正使用の手引き第一版」(以下、手引き)では急性気道感染症のうち、喉の痛みを主症状とするものを急性咽頭炎と分類しています。「喉の痛み」はよくある訴えですが、では主訴が喉の痛みの場合、全て急性咽頭炎だと考えてよいのでしょうか。

 手引きで扱っている「かぜの訴え」の中でも喉の痛みは最も注意して診断を進める必要があります。主訴「喉の痛み」は感染症以外で生じることもありますし、感染症であったとしてもすぐに対応が必要な重症例のこともあります。今回は喉の痛みからどのように診察を進めていくかを解説します。

急性咽頭炎の診断で気を付けることは?の画像

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