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治らない子どものかぜは遷延性か?反復性か?

2018/08/29
日馬 由貴(国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンター)
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 子どもは大人と比べて頻繁にかぜ(ここではかぜを、急性のウイルス性気道感染症と定義)を引く。その頻度は特に2歳未満で高く、年に8回から10回かぜを引くといわれている 1)。ヒトは一度ウイルスに感染すると、そのウイルスに対する抗体を産生できるようになるため、普通は同じウイルス感染症に再び罹患することはない。しかし、ライノウイルスやアデノウイルスなど型がたくさんあるウイルスもあれば、RSウイルスのように免疫が長く続かないウイルスもあるため、ヒトは繰り返し繰り返しかぜを引くのである。

著者プロフィール

国立国際医療研究センターAMR臨床リファレンスセンター●薬剤耐性(AMR)アクションプランの臨床現場での実践を目的に、厚生労働省委託事業として2017年4月に設立された。本連載の全体監修は同センター長の大曲貴夫氏が務める。

連載の紹介

かぜ診療での“困った”に答えます
厚生労働省が急性気道感染症などを対象とした「抗微生物薬適正使用の手引き」を発表したこともあり、抗菌薬適正使用への関心が高まっています。日常診療で遭遇するかぜ症状をどう見極めて診療を進めて いくのか、国立国際医療研究センター病院AMR臨床リファレンスセンターのメンバーが解説します。

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