
米航空宇宙局(NASA)の計画が順調に進めば、数年先にも民間人が国際宇宙ステーション(ISS)に滞在できるようになります。究極の「秘境」と言えるであろう宇宙に旅してみたいか、日経メディカル Onlineの医師会員に尋ねたところ、3割が「行きたい」という肯定的な回答でした。一方で「行きたくない」という否定的回答は6割に上り、理由として最も多いものは「事故が心配」でした。肯定派は夢として捉えているのに対して、否定派は冷静に現実のリスクをみていると言えそうです。
「先生は宇宙旅行に行きたいですか」との質問に対して、「ぜひ行きたい」との回答が14.0%、「行ってもいい」が16.9%でした。計30.9%が、宇宙旅行に肯定的でした。一方で、最も多かった回答は「あまり行きたいとは思わない」の39.4%、次が「絶対行きたくない」の24.5%でした。宇宙旅行に否定的な回答がワンツーを占め、合計すると63.9%。肯定的な回答の2倍に上りました(図1)。