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医師4483人に聞いた「セファゾリン不足の影響は?」
セファゾリン不足で病院勤務医の4割「困った」

 セファゾリン注射用製剤の後発医薬品を製造し、国内シェアの約60%を占める日医工が、3月上旬を最後にセファゾリンの供給を停止した。供給停止から2カ月が経過したが、他メーカーのセファゾリンのみならず、他の抗菌薬も供給不足に陥っている。「類似抗菌薬の供給状況はこの1カ月で好転も悪化もしておらず、横ばい状態である」(厚生労働省医政局経済課)とのことで、抗菌薬を取り巻く状況は依然として厳しい。この「セファゾリン供給停止問題」について、日経メディカルOnlineの医師会員4483人を対象に4月8日~14日にアンケートを実施。現場への影響や代替薬の選択などを聞いた。

 セファゾリンは第1世代セファロスポリン系の抗菌薬で、皮膚常在菌であるMSSA(メチシリン感受性黄色ブドウ球菌)レンサ球菌をターゲットとしており、手術部位感染(SSI)予防において、多くの手術で第1選択となる。

 そんな医療現場では必要不可欠なセファゾリンの流通が今年の3月ごろから滞っており、あちこちの医療機関でセファゾリン不足が叫ばれている。日医工からのセファゾリンの供給停止が「診療に影響している」と答えた医師は全体の33.1%。「影響していない」と答えた医師は66.9%だった(図1)。

図1 セファゾリンの供給停止は先生の診療に影響していますか?(n=4483)

連載の紹介

医師1000人に聞きました
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