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医師4045人に聞いた長時間労働の実態(その1)
時間外労働月80時間超は12.8%

 医師の働き方改革を巡っては2024年4月から時間外労働の上限規制が罰則付きで適用されることが決まっており、現在、厚生労働省に設置された「医師の働き方改革に関する検討会」で議論が続けられている。2018年12月9日の検討会では、「脳・心臓疾患の労災認定基準(2~6カ月平均月80時間以内、単月100時間未満)」を考慮して上限時間を設定する考えを示しており(関連記事:時間外労働の上限規制、労災認定基準を考慮した案で議論)、2019年3月末までに結論が出る。

 そこで日経メディカル Onlineでは、読者の長時間労働の実態を探るべく、アンケートを実施した。調査期間は2018年6月18~24日で、回答者数は4045人。そのうち、勤務医(国公立大学病院勤務医、国公立・公的病院勤務医、私立大学病院勤務医、民間病院勤務医、診療所勤務医)は合計3115人だった。以下、勤務医に絞った分析結果を紹介する。

 「主たる勤務先で1カ月当たり、平均何時間、勤務していますか」と尋ねたところ、「150~200時間未満」が25.2%と最も多く、次いで「200~250時間未満」(21.9%)、「30~100時間未満」(13.3%)、「250~300時間未満」(12.6%)と続いた(図1)。ただし、あくまで「主たる勤務先」での勤務時間を尋ねているため、外勤先での勤務時間を加えた総勤務時間は不明だ。

図1 現在勤務する施設での1カ月当たりの平均労働時間は?(n=3115)
(※クリックすると拡大します)

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