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医師3970人に聞いた「百日咳の報告義務化を知っていた?」
「百日咳が全数把握疾患に」知っていたのは2割

 今年1月に5類感染症の全数把握疾患に指定された百日咳。26週までに報告された症例の4分の1を成人患者が占めていた。百日咳は従来、小児の感染症とされていたが、成人にとっても身近な疾患であることが初めて明らかになった(関連記事:親世代に広がる百日咳の見つけ方)。

 だが、百日咳が全数把握疾患になったことについての周知はまだ十分ではないようだ。日経メディカル Online医師会員を対象とした調査では、回答した医師の8割が、全数報告の対象となったことを「知らなかった」と回答していた(問A)。

 2016年11月に保険適用(360点)となった、百日咳菌の遺伝子を核酸増幅法(LAMP法)で増幅して検出する検査の利用率は2割弱と低かった(問B)。LAMP法検査は、3週間未満の急性咳嗽患者における百日咳の確定診断に有用とされる。

 また、2016年10月に販売が開始された、百日咳菌に対するIgM抗体とIgA抗体を測定する血清学的検査の利用率も2割強にとどまった(問C)。同検査は、咳嗽発症から3週間以上経過した患者における百日咳の診断に有用とされる。

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医師1000人に聞きました
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