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医師4348人に聞いた「血圧、どこまで下げますか?」
従来通り「140/90mmHg未満」派が過半数

 来年の改訂に向けて編集作業が佳境を迎えている「高血圧治療ガイドライン2019」(JSH2019)での方針とは異なり、一般成人の降圧目標を「140/90mmHg未満に据え置くべき」と考える医師が過半数を占めることが、本誌調査により明らかになった。また、75歳以上の高齢患者に対しては、JSH2019案では一般成人より降圧目標を一段緩めるとしているが、調査では年齢によらず同じ降圧目標が望ましいと考えている医師が多数派だった。日経メディカル Onlineが日本高血圧学会理事の苅尾七臣氏(自治医科大学内科学講座循環器内科学部門教授)と共同で実施した「高血圧治療方針に関する調査」による。

 9月に提示されたJSH2019の学会案では、75歳未満の一般成人の降圧目標を収縮期血圧(SBP)・拡張期血圧(DBP)ともに10mmHgずつ低い130/80mmHg未満に引き下げる見通しだ。また、75歳以上の高齢者の降圧目標は、140/90mmHg未満と設定している(関連記事)。

 日経メディカル Onlineでは、ガイドライン改訂を前に、現場の医師が実際にはどの程度厳格な降圧治療を行うべきと考えているのかの実情を明らかにするため、苅尾氏との共同調査として、医師会員を対象に患者の年齢ごとの降圧目標などに関するアンケート調査を行った。調査期間は2018年8月13~26日。総回答者数は4348人だった。

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医師1000人に聞きました
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