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医師4303人に聞いた、医師の養成経費とそれに伴う何らかの責務について
根拠の薄い高額養成費で滅私奉公を強制!?

図1 「医師養成には多額の税金が使われている。だから○□しなくちゃいけない」と言われたことはありますか?

 「『医師1人の養成に1億円かかる』はウソ!?」にあるように、日本医師会や日本医学会、全国医学部長病院長会議は、「医学部6年間で医師の養成に必要な経費は1人当たり約1億円に上る」と断言しているものの、その数字の根拠は薄い。根拠が薄いにもかかわらず、都市伝説のように言い伝えられているこの言葉は医師一人ひとりに対して、どのような影響を与えてきたのだろうか。日経メディカル Onlineでは、その実態を明らかにするべく9月10日~16日にアンケートを実施した。

 まず、「医師の養成に多額の税金が使われていることを理由に、何かを強いられるようなことを言われた経験」を尋ねたところ、約2割(22.0%、947人)の医師が「ある」と回答した(図1)。またその割合は、年代が下がるほど高まる傾向を示した(図2)。50歳代は20.4%(1553人中317人)、60歳代は17.4%(771人中134人)だった「ある」との回答割合は、30歳代は28.9%(629人中182人)、20歳代では35.5%(93人中33人)に上昇していた。

図2 「医師養成には多額の税金が使われている。だから○□しなくちゃいけない」と言われたことがある医師の年代別比較

連載の紹介

医師1000人に聞きました
日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!

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