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医師3636人に聞く「音楽療法に関するアンケート」
半数以上の医師が「音楽療法に興味はある」
ただし現時点での評価にはかなりの差異あり

 音楽を聞くとリラックスできたり、楽しくなったり、悲しく感じたりすることは日常的に体験できる。従って心身に影響を与え得ることは、すぐに実感できるところだ。今回は日経メディカル Onlineの医師会員を対象にアンケートを実施して、音楽療法に関する興味について尋ねてみた。

 日本音楽療法学会の定義によると、「音楽療法とは音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、 心身の障害の軽減回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題となる行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること」となっている。待合室にBGMを流すだけなら誰にでも容易だが、計画的に使用するとなると、専門知識やデータの裏付けが要りそうだ。

興味はあるが、評価は決めかねる
 「音楽療法に興味はある。たぶん一定の効果はあるだろう。ただし、どの疾患にどんな音楽が有効なのかが不明なので、エビデンスを示した研究があれば知りたい」。これが、一般的な医師の音楽療法に対するイメージに近いようだ。一部の医師は音楽療法を既に実践しているが、否定的な意見の医師もいる。否定はしないが、評価を決めかねているのが多数派のようだ。

「音楽療法に関心はありますか?」という問に対して、「興味はあるが実際に行ったことはない」という回答が51.3%で一番多かった。「音楽療法を実践したことがある」という回答者は5.2%だった(図1)。

連載の紹介

医師1000人に聞きました
日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!

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