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医師3484人に聞く「遠隔診療、どう思いますか?」
自ら行う気はないが患者の利便性には期待

 遠隔診療はへき地、離島に住む住民向けのサービスが中心だったが、2015年8月に厚生労働省から出された事務連絡通知「情報通信機器を用いた診療(いわゆる「遠隔診療」)について」を受けて、最近、様々な企業が遠隔診療をサポートするサービスを始めた(関連記事)。

 この通知は、遠隔診療が認められる要件を改めて周知するために出されたもので、「離島、へき地の患者」はあくまで例示であり、「患者側の利点を十分勘案した上で、直接の対面診療と適切に組み合わせて行われるとき」は「直接の対面診療を行った上で、遠隔診療を行わなければならないものではない」と記している。これを、事実上の遠隔診療解禁と受け取った企業や医療機関が遠隔診療に参入し始めたというのが現状と言える。

 日経メディカル Onlineの医師会員に遠隔診療への関わり方と考えについて調査を実施。3484人から回答を得た。

 まず「住民向けの遠隔診療に関わっているか」を聞くと、多かったのは「所属医療機関の方針に従う」(26.6%)、「全国的な動向を見たい」(25.3%)、「遠隔診療サービスを行うつもりはない」(23.6%)。一方、「都市部の住民向けに既に遠隔診療を行っている」(1.5%)、「遠隔診療サービスを開始すべく、現在、準備を進めている」(1.9%)、「興味があるので自ら調べたり、サービス提供会社に問い合わせしている」(3.1%)と遠隔診療サービスを提供、もしくは提供に前向きという回答は少ない。総じてまだ様子見と言えるだろう。

連載の紹介

医師1000人に聞きました
日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!

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