オリンピック開催都市では、大会に合わせて飲食店を含めた公共の広範な施設において禁煙が実施されている。2020年の東京五輪においても同様な措置を実施すべきか、日経メディカル Onlineが医師会員を対象にアンケートを行ったところ、9割以上が「実施すべき」と回答した。東京都は五輪を見据えた屋内禁煙に関する条例の制定を断念したとも報道されているが、人々の健康を守る立場にある医師たちは、その方針に対して明快に「NO」を突き付けた形だ。
今回の調査ではまず、2004年のアテネ五輪以降、開催都市では大会に合わせて飲食店や公共の施設での広範な禁煙を実施していることを紹介。その上で、「東京五輪の開催に際し、(我が国でも)東京都条例または法律を整備し、公共の場での禁煙を実施すべきと考えるか」との問いに対して、「はい」または「いいえ」で答えてもらった。
医師1000人に聞きました
医師3162人に聞く「東京五輪も禁煙五輪にすべき?」
2020東京五輪での広範な禁煙を9割超が支持
現在喫煙中の医師でも6割が大会時の禁煙には賛成
2015/05/13
高志昌宏=日経メディカル
新規に会員登録する
会員登録すると、記事全文がお読みいただけるようになるほか、ポイントプログラムにもご参加いただけます。
連載の紹介
医師1000人に聞きました
日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!
この連載のバックナンバー
-
2021/02/08
-
2021/01/08
-
2020/12/25
-
2020/12/18
-
2020/12/17