発熱や咳など感冒症状を訴える患者が外来に列をなす季節。インフルエンザも、ついに流行期に突入した。外来診療でインフルエンザを診断する際、迅速診断キットによる検査を行う医師は多いだろう。しかし、迅速診断キットは発症早期の検出限界や検体採取の手技の巧拙が結果に影響することも知られている。
インフルエンザが疑われる症状を呈しているが、迅速診断キットによる検査結果が陰性だった20歳代男性。果たしてどのような治療を行うか、日経メディカルOnlineの医師会員2311人に聞いた。「このケースのような患者を診察することはほとんどない」と回答した139人を除く2172人中、最も多かったのは、「抗インフルエンザ薬の処方」で、6割以上が回答した(図1)。
医師1000人に聞きました
医師2311人に聞く「迅速検査陰性のインフルエンザ疑い例にどう対処?」
抗インフルエンザ薬、使う?使わない?
小児の解熱、薬を欲しがる親は減っている?
2014/12/24
増谷彩=日経メディカル
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連載の紹介
医師1000人に聞きました
日常臨床における選択から日常生活における嗜好やスタイルまで、日経メディカル Onlineの医師会員の方々1000人(目標)にお聞きした結果をいろいろとご紹介します。「他の先生はどうしているんだろう?」と感じる疑問があれば、お問い合わせフォームからご提案ください。調査のテーマとして検討いたします!
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