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学会リポート◎APCCC 2021
転移性ホルモン感受性前立腺癌の治療選択における議論
転移時期と腫瘍量によってAR標的薬、ドセタキセル、局所放射線療法を併用

2021/12/01
八倉巻尚子=医学ライター

 転移を有するホルモン感受性前立腺癌mHSPC)に対して、アンドロゲン除去療法(ADT)に加えて、ドセタキセルや新規のアンドロゲン受容体(AR)標的薬、原発巣への局所放射線療法を併用することで生存が改善することが、複数の臨床試験で示されている。しかしその効果は転移の時期や腫瘍量によっても異なることが指摘されている。

 10月に開催された進行前立腺癌コンセンサス会議(Advanced Prostate Cancer Consensus Conference 2021:APCCC 2021)において、mHSPCに関するセッション「Management of newly diagnosed metastatic hormone-sensitive prostate cancer」では、ADTへの2剤併用あるいは3剤併用の意義、治療選択のためのバイオマーカーの現状が報告された。セッションの最後には、mHSPC治療に関して議論になっている点についてパネリストが投票し、その集計結果が一部発表された。

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