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エリアレビュー◎WCLC 2021
IV期非小細胞肺癌の1次治療にデュルバルマブとtremelimumabが参入
IO+化学療法レジメンを治療目標によって使い分ける

2021/10/14
帝京大学医学部内科学講座腫瘍内科教授 関 順彦 氏

 進行非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、抗PD-L1抗体デュルバルマブと抗CTLA-4抗体tremelimumabおよび標準的な化学療法の併用は、化学療法のみよりも有意に全生存期間と無増悪生存期間を延長できることが、第3相POSEIDON試験で明らかになった。癌免疫療法(IO)と化学療法の併用療法に関する臨床試験が複数行われている中で、個々の患者の治療目標に合わせたレジメンの選択が検討され始めている。

 9月に開催されたIASLC 2021 World Conference on Lung Cancer(WCLC 2021)では、POSEIDON試験のほか、脳転移を有するNSCLCに対する抗PD-L1抗体アテゾリズマブの有効性、75歳以上の高齢者におけるIOの治療成績、さらにEGFR変異陽性NSCLCを対象としたRELAY試験からエクソン19欠失変異の種類に分けた解析結果が報告された。これらの結果の解釈と日常診療への影響について、帝京大学医学部附属病院腫瘍内科教授の関 順彦氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


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