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学会リポート◎第57回肝癌研究会
リアルワールドにおける進行肝細胞癌に対する複合免疫療法の現状
2次治療では1次治療より有効性が下がる可能性も、背景肝疾患の影響は今後解析が必要

2021/09/13
八倉巻尚子=医学ライター

 切除不能な肝細胞癌に抗PD-L1抗体アテゾリズマブベバシズマブの併用療法が承認されて1年が経つ。標準治療として、実地臨床でのデータが徐々に蓄積されてきたが、1次治療と2次治療での有効性と安全性の違い、肝予備能や背景肝疾患による治療成績への影響などが指摘されている。

 7月22日と23日に現地(鹿児島市)とウエブで開催された第57回肝癌研究会のシンポジウム「複合免疫療法時代を迎えた新たな進行肝癌治療」では、多施設共同研究などの実地臨床における治療成績から、アテゾリズマブ+ベバシズマブによる1次治療あるいは2次治療以降における有効性と安全性が報告された。

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