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学会リポート◎日本婦人科腫瘍学会2021
PARP阻害薬既往という新たなシチュエーションを迎えた卵巣癌治療
PARP阻害薬再投与の有効性、PARP阻害薬耐性に対する治療戦略が課題

2021/09/01
八倉巻尚子=医学ライター

 卵巣癌の治療にPARP阻害薬が2018年から使用されるようになり、昨年には相同組換え修復欠損(HRD)を有する進行卵巣癌の初回化学療法後の維持療法としてオラパリブとベバシズマブの併用療法が承認された。PARP阻害薬の役割が広がる一方で、PARP阻害薬で増悪したときの治療選択やPARP阻害薬耐性に対する治療が模索されている。

 7月に開催された第63回日本婦人科腫瘍学会学術講演会のワークショップ「PARP 阻害薬の変遷」では、卵巣癌に対する初回化学療法後の維持療法とプラチナ感受性再発癌の維持療法、PARP阻害薬耐性克服のための最新動向、さらにHRDから再考した卵巣高異型度漿液性癌における手術の意義について紹介された。

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