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学会レポート◎日本がんサポーティブケア学会2021
増える化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)の支持療法をどうするか
評価の難しさが治療開発の障壁に

2021/07/29
中西美荷=医学ライター

 殺細胞性抗がん薬の有害事象として、化学療法誘発性末梢神経障害(CIPN)は長期にわたって患者のQOLを低下させる。CIPN誘発性薬剤の使用者が増加している一方で、CIPNに対する支持療法は薬物療法、非薬物療法ともに効果判定が難しいことから、いまだ確立されているとは言い難い。

 5月29日から6月2日にWEB形式で開催された日本がんサポーティブケア学会(JASCC)第6回学術集会の学術セミナー「支持療法の温故知新:歴史から学ぶCIPNに対する支持療法と今後の展望」では、CIPNに対する支持療法の歴史的背景や現時点におけるエビデンスについて2人の演者が解説した。座長は東札幌病院血液腫瘍科の平山泰生氏。

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