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学会リポート◎日本呼吸器学会2021
肺癌診療ガイドラインの作成において判断に悩んだポイントは
日本人や高齢者を含むサブグループの解釈とネガティブ試験の取り扱い

2021/06/03
八倉巻尚子=医学ライター

 大規模な臨床試験で明らかな優越性が示されれば、ガイドラインに新たなエビデンスとして、迷うことなく掲載することができる。しかし試験がネガティブであったり、サブグループ解析の結果の解釈が難しかったときには、ガイドラインに採用すべきかどうかの判断に苦慮する場合が多々あるという。

 2021年4月にハイブリッドで開催された第61回日本呼吸器学会学術講演会の若手シンポジウム「肺癌診療ガイドラインにおける臨床諸問題」で、日本肺癌学会ガイドライン検討委員会薬物療法及び集学的治療小委員会の4人の委員が、ガイドライン作成にあたって判断に難渋した4つのポイントについて、臨床試験データをもとに解説した。

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