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学会リポート◎日本臨床腫瘍学会2021
腫瘍崩壊症候群(TLS)診療ガイダンスが8年ぶりの大改訂
TLS発症リスクは新規薬剤の導入により治療レジメンの影響が大きく

2021/04/02
八倉巻尚子=医学ライター

 日本臨床腫瘍学会編「腫瘍崩壊症候群(TLS)診療ガイダンス」第2版が2月20日に発刊された。第1版(2013年8月)から8年ぶりの改訂となる。分子標的薬などの新規治療の導入に伴い、高い効果が得られると同時に、腫瘍崩壊症候群(TLS)のリスクが高い薬剤があることもわかってきた。そのため第2版では、白血病と多発性骨髄腫において薬剤ごとのリスク分類が加わった。またTLSの予防や治療に関して最新の知見が盛り込まれた。

 2月にウエブ開催された第18回日本臨床腫瘍学会学術集会(JSMO 2021)では、ガイダンス作成部会の委員から「腫瘍崩壊症候群(TLS)診療ガイダンス第2版」の概要が報告された。司会は、ガイダンス作成部会の部会長である東京都立小児総合医療センター血液・腫瘍科の湯坐有希氏。

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