SARS-CoV-2の出現により、COVID-19診療の現場のみならず、癌医療も多大な影響を受け、今も収束はみえない。このウイルスの存在下で通常に近い癌医療を提供するためには何が必要なのか。
3月3日から5日までWEB開催された第93回日本胃癌学会の特別企画「新型ウイルス感染症と胃癌治療」(座長:医療法人玉昌会加治木温泉病院・夏越祥次氏、浜松医科大学・今野弘之氏)では、大阪市立総合医療センター感染症内科の白野倫徳氏と京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸氏が招かれ、講演を行った。特別企画のリポートの後半は、その内容を紹介する。
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