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学会リポート◎日本膵臓学会2020
切除不能膵癌予後改善のための新たな集学的治療
エビデンス構築のために更なる臨床試験や検証が不可欠

2021/02/02
中西美荷=医学ライター

 膵癌は早期発見が難しく、多くの患者は手術不能で、その予後は不良である。膵癌診療ガイドライン(2019年版)では、切除不能膵癌に対する1次治療として化学放射線療法または化学療法単独がいずれも弱く推奨されている。新規抗癌薬の登場などで治療成績は徐々に改善されているものの、十分とは言えないのが現状であり、新たな治療の開発が求められる中、さまざまな集学的治療が検討されている。

 2021年1月8〜9日に開催された第51回日本膵臓学会大会のパネルディスカッション3「切除不能膵癌に対する集学的治療」から4演題を取り上げ、その内容を紹介する。

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