
日経メディカルOncologyは、ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性の転移・再発乳癌の治療動向を調べることを目的にアンケート調査を実施した。告知対象は、日経メディカルオンラインの会員登録情報として外科、乳腺科、腫瘍内科、その他を選択している医師3万1119人で、調査期間は2020年10月19日から11月2日。
回答数785のうち、日常診療において進行または再発乳癌の薬物治療(化学療法や分子標的薬剤など)を担当していると回答した261人の結果を11月に掲載した。また261人のうち主治医として1年間に11人以上の新規進行乳癌患者の薬物治療を行っている118人についても別途集計を行っている。
HR陽性進行乳癌の1次治療でのCDK4/6阻害薬使用が7割に
アンケート調査の結果をもとに、HR陽性HER2陰性転移・再発乳癌の薬物療法の現状と今後の展望について、がん研有明病院乳腺センター乳腺内科医長の原 文堅氏に解説してもらった。