日経メディカルのロゴ画像

対談◎ESMO2020・胃癌
進行胃癌は最新知見でどう変わるのか?
2つの試験からニボルマブ+化学療法は進行胃癌1次治療のスタンダードに

2021/01/06
愛知県がんセンター副院長兼薬物療法部部長 室 圭 氏
大阪大学大学院医学系研究科先進癌薬物療法開発学寄附講座教授 佐藤 太郎 氏

 切除不能な進行胃癌の1次治療として、抗PD-1抗体ニボルマブと化学療法の併用療法は化学療法単独に比べて有効性が高いことが、フェーズ3試験のCheckMate 649試験とフェーズ2/3試験であるATTRACTION-4試験のフェーズ3部分の結果から明らかになった。ESMO VIRTUAL CONGRESS 2020(ESMO2020)で発表されたこの2つの試験では、いずれも無増悪生存期間と奏効率はニボルマブの有意な上乗せ効果が示されたが、全生存期間の結果には違いが見られた。

 愛知県がんセンター副院長兼薬物療法部部長の室 圭氏と大阪大学大学院医学系研究科先進癌薬物療法開発学寄附講座教授の佐藤太郎氏に、上記2試験の結果の解釈を中心に、癌免疫療法(IO)の効果を高める治療法や新規の分子標的薬など、胃癌診療の将来展望についても語っていただいた。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


この記事を読んでいる人におすすめ