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学会リポート◎日本癌治療学会2020
肺癌遺伝子パネル検査の成功率は向上、すべての患者に実施するには
リキッドバイオプシーの活用で早期肺癌も遺伝子検索の流れ

2020/12/02
八倉巻尚子=医学ライター

 非小細胞肺癌(NSCLC)においてドライバー遺伝子を標的とした薬剤の開発が進むにつれ、次世代シークエンサー(NGS)を用いて複数の遺伝子を同時に検索できる遺伝子パネル検査の必要性が増している。単一遺伝子検査に比べて、検査に必要な組織量が多く、結果が得られるまでの日数もかかるが、検査の成功率は最近向上している。またリキッドバイオプシーを利用して、進行癌のみならず、早期肺癌で周術期治療に活かす動きも出てきた。

 10月22~24日にハイブリッド方式の開催となった第58回日本癌治療学会学術集会の臓器別シンポジウム「肺癌におけるNGSパネルの実臨床への応用」では、初回治療前の遺伝子パネル検査とがんゲノムプロファイリング検査の現状、リキッドバイオプシーを用いた研究の動向などが紹介された。

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