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エリアレビュー◎ESMO2020・大腸癌
ハイリスクStage II大腸癌に術後補助化学療法は必要
UFT/LV療法でDFSが有意に延長、CEA mRNAは再発危険因子に含まれず

2020/10/29
岐阜大学腫瘍外科・がん先端医療開発学講座特任教授 高橋 孝夫 氏

 ハイリスクStage II大腸癌に対する標準治療は確立されていない。しかし、9月19日から21日まで開催された ESMO VIRTUAL CONGRESS 2020(ESMO2020)において、術後補助化学療法に関する新たな知見が報告された。

 日本で行われたJFMC46-1201試験から、R0手術が行われたハイリスクStage II大腸癌の術後補助化学療法として、UFT/LV療法は、手術単独と比べて無病生存期間(DFS)を有意に延長することが示されたのだ。

 また、同試験の再発リスク因子の検討では、術後補助療法なし、T4、郭清リンパ節個数12個未満などが抽出されたが、CEA mRNAは含まれず、予想に反する結果となった。

 JFMC46-1201試験の主要解析の結果を発表した岐阜大学大学院腫瘍制御学講座腫瘍外科学分野特任教授の高橋孝夫氏に、これらの結果の解釈、実地臨床に与える影響、今後の展望などについて聞いた。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


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