日経メディカルのロゴ画像

エリアレビュー◎ESMO2020・食道癌
ペムブロリズマブと化学療法の併用が食道癌1次治療のスタンダードに
ニボルマブ術後補助療法の実臨床への導入は議論が必要

2020/10/14
国立がん研究センター中央病院消化管内科 加藤 健 氏

 進行食道癌の1次治療として、抗PD-1抗体ペムブロリズマブと化学療法(シスプラチン+5-FU)の併用療法は、化学療法単独に比べて全生存期間(OS)と無増悪生存期間(PFS)を有意に延長したことが、フェーズ3試験であるKEYNOTE-590試験の中間解析で明らかになった。また抗PD-1抗体ニボルマブによる術後補助療法は、術前化学放射線療法を受けたのち、病理学的完全奏効が得られなかった食道癌において再発・死亡リスクを31%低下させることがCheckMate 577試験で示された。

 欧州臨床腫瘍学会(ESMO VIRTUAL CONGRESS 2020)で発表されたこれらの知見について、KEYNOTE-590試験を主導した国立がん研究センター中央病院の加藤健氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


この記事を読んでいる人におすすめ