日経メディカルのロゴ画像

学会リポート◎日本肝臓学会2020
新たな試みを取り入れ改訂を進める肝癌診療ガイドライン
薬物療法の進展で改訂委員会に腫瘍内科医も参画

2020/10/07
八倉巻尚子=医学ライター

 「肝癌診療ガイドライン」(日本肝臓学会編)は、2005年に初版が出てから4年ごとに改訂されてきた。2017年10月に第4版が発刊され、その後、肝細胞癌における肝移植の適応基準の変更、新規薬剤の保険適用により、2020年2月には「2017年版補訂版」が発刊されている。肝細胞癌に対する薬物療法の開発は目覚ましく、新しい知見をいかにガイドラインに反映させるかが模索される中、随時改訂の導入など、新たな試みも検討しながら、来年秋の第5版(2021年版)発刊を目指して改訂が進められている。

 8月末に大阪で開催された第56回日本肝臓学会総会の特別企画ガイドラインセッション「日本肝臓学会ガイドラインup to date」では、肝癌診療ガイドライン第5版改訂委員会委員長である東京大学肝胆膵外科の長谷川潔氏が、第5版のベースとなる第4版の改訂プロセスを振り返りながら、第5版の改訂状況を解説した。


この記事を読んでいる人におすすめ