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学会リポート◎日本肝臓学会2020
肝細胞癌の1次治療は分子標的薬かICI併用療法か
ICI後の分子標的薬投与で予後延長の可能性

2020/10/06
八倉巻尚子=医学ライター

 進行肝細胞癌に対して、複数の分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬(ICI)が日常診療に導入され、今年9月には抗PD-L1抗体アテゾリズマブとベバシズマブの併用療法が承認された。これらの薬剤を逐次投与することで全生存期間の延長が期待されるが、最適な治療戦略は明らかでない。

 8月末に大阪で開催された第56回日本肝臓学会総会のパネルディスカッション「肝癌に対する分子標的治療および免疫治療」では、現在行われている分子標的薬による治療の成績とICI併用療法の臨床試験データ、そしてICI後の分子標的薬の導入の成績が報告された。

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