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学会リポート◎日本外科学会2020
分子標的薬やIO薬の導入で変わる進行非小細胞肺癌における肺切除の役割
集学的治療の1つとしての腫瘍減量手術やTKI後のサルベージ手術

2020/09/25
八倉巻尚子=医学ライター

 IV期非小細胞肺癌は手術の適応ではなく、治療は薬物療法が基本である。しかし、胸膜播種を有する症例に対する肺切除あるいは薬物療法後のサルベージ(救済)手術において長期生存が認められるようになってきた。外科手術は完全切除が原則ではあるものの、分子標的薬やがん免疫療法(IO)薬の導入を背景に、集学的治療の1つとして腫瘍減量手術の意義が検討されている。

 8 月13日から15日までウエブで開催された第120回日本外科学会定期学術集会のパネルディスカッション「進行肺癌の集学的治療―腫瘍減量手術の再考―」の中から、胸膜播種を有する進行非小細胞肺癌に対する腫瘍減量手術としての肺切除と、薬物療法後のサルベージ手術についての話題を紹介する。

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