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学会リポート◎緩和・支持・心のケア合同学術大会2020
「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン」が6年ぶりに改訂
新規薬剤、ガイドライン作成方法論の進歩などを踏まえ2020年版を作成

2020/08/27
森下紀代美=医学ライター

 日本緩和医療学会の「がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン 2020年版」が7月20日に発刊された。

 今回の改訂が行われた背景の1つに、2014年版の発刊以降、新たな鎮痛薬が登場し、疼痛治療の選択肢が増えたことがある。ヒドロモルフォン徐放性製剤、トラマドール徐放性製剤などが使用可能となった。2020年版では、新たな選択肢となった鎮痛薬などのエビデンスに加えて、ガイドラインの作成方法論の進歩などを踏まえて改訂が行われた。

 8月9、10日にウエブで開催された緩和・支持・心のケア合同学術大会2020の教育講演「『がん疼痛の薬物療法に関するガイドライン(2020年版)』の概要」では、国家公務員共済組合連合会横浜南共済病院 緩和支持療法科医長の馬渡弘典氏が、主な変更点を中心に新しいガイドラインについて概説した。

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