日経メディカルのロゴ画像

学会リポート◎緩和・支持・心のケア合同学術大会2020
症状も発症時期も多様な免疫関連有害事象に今後どう取り組むか?
多職種連携によるチーム医療がより重要に

2020/08/26
森下紀代美=医学ライター

 免疫チェックポイント阻害薬(ICI)が日本の実地臨床で使用されるようになって、5年以上が経過した。癌治療を大きく変える有効性が示される一方で、ICI特有の免疫関連有害事象(irAE)の対策は大きな課題となっている。

 irAEの症状は多様で、発症時期も投与直後から治療終了後まで多岐にわたるが、使用経験の蓄積により、解明が進みつつある。そしてirAEでは、従来の細胞傷害性化学療法や分子標的治療以上に、多職種によるチーム医療が重要であることが明らかになっている。

 8月9、10日にウエブで開催された緩和・支持・心のケア合同学術大会2020のシンポジウム「多職種でかかわるirAEの対策」では、さまざまな領域のエキスパートがirAEに対する取り組みを紹介し、多職種連携の必要性を改めて示した。

この記事を読んでいる人におすすめ