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エリアレビュー◎EHA2020・AML
分子標的薬が高齢AML寛解導入療法の標準治療へ
強力な化学療法ができないAMLにベネトクラクスとアザシチジン併用療法は生存を改善

2020/07/30
愛知県がんセンター血液・細胞療法部 山本 一仁 氏

 初発急性骨髄性白血病(AML)に対しては、寛解導入療法としてアントラサイクリン系薬剤とシタラビンによる併用療法が標準的に行われるが、海外では分子標的薬の導入が進んでいる。また、高齢者への適応について課題となっている。今年6月の欧州血液学会(EHA25 Virtual Congress)では、強力な化学療法が適応とならない未治療AMLに対し、経口BCL-2阻害薬ベネトクラクスとアザシチジンの併用療法が、プラセボとアザシチジンの併用(アザシチジン単剤)よりも有意に全生存期間(OS)を改善し、CR(完全寛解)+CRi(血球数の回復を伴わない完全寛解)率も改善することが発表された。フェーズ3試験のVIALE-A試験で得られたこの結果の解釈を中心に、AML治療の昨今の動向と今後の展開について、同試験に参加した愛知県がんセンター血液・細胞療法部の山本一仁氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


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