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エリアレビュー◎ASCO2020・肺癌(IO)
作用機序から考える免疫療法と化学療法による非小細胞肺癌の治療戦略
ドライバー遺伝子変異を有する患者でも免疫療法でさらなる長期生存を目指す

2020/07/17
埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科教授 各務 博 氏

 非小細胞肺癌に対して、がん免疫療法(IO)薬を用いた併用療法は生存期間を延長することが複数の臨床試験で報告されている。今年の米国臨床腫瘍学会(ASCO2020)では、Checkmate 227試験(Part 1)から観察期間が3年を超えるデータが発表され、抗PD-1抗体ニボルマブと抗CTLA4抗体イピリムマブの併用療法で全生存期間(OS)の有意な改善が確認された。

 またニボルマブとイピリムマブに化学療法を併用するCheckmate 9LA試験でもOSの延長が示され、ペムブロリズマブと化学療法の併用療法によるKEYNOTE-189試験では観察期間2年のデータで有効性が報告されている。

 ASCO2020で発表された試験結果の解釈を中心に、肺癌領域におけるIO薬の役割と今後の方向性について、埼玉医科大学国際医療センター呼吸器内科の各務博氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


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