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エリアレビュー◎ASCO2020・胃癌
新薬でHER2陽性進行胃癌の治療が大きく変わる
FLOTを日本人でも検討するべきか?

2020/07/08
愛知県がんセンター副院長・薬物療法部部長 室 圭 氏

 HER2陽性の進行胃・食道胃接合部腺癌の3次以降の治療として、抗HER2抗体薬剤複合体製剤トラスツズマブ デルクステカン(T-DXd、DS-8201a)の良好な結果が米国臨床腫瘍学会(ASCO2020)で発表された。無作為化多施設フェーズ2試験のDESTINY-Gastric01試験における奏効率は51%、全生存期間も対照群である医師選択の化学療法に比べて有意に延長した。

 また、ラムシルマブとFLOT(5-FU、ロイコボリン、オキサリプラチン、ドセタキセル)による術前・術後療法の効果や、ドセタキセル投与歴のある患者におけるFOLFIRI+ラムシルマブの有効性を示唆するフェーズ2試験の結果も報告された。これらの臨床試験の解釈と胃癌・食道胃接合部癌の治療の方向性について、愛知県がんセンター副院長・薬物療法部部長の室 圭氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)


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