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学会リポート◎日本産科婦人科学会2020
まれな婦人科癌に遭遇したときの診療のポイント
子宮平滑筋肉腫、非上皮性卵巣腫瘍、絨毛性腫瘍の診断と治療

2020/05/13
八倉巻尚子=医学ライター

 婦人科癌の領域において、子宮頸癌や卵巣癌などでは分子標的薬、免疫チェックポイント阻害薬が臨床導入され、予後の改善も認められている。その一方で、日常診療で遭遇することが少ない癌では前向き臨床試験が実施されにくく、治療法の開発が遅れる傾向にあった。しかし近年、国内外のガイドラインが整備され、化学療法の開発も着々と進んできている。

 4月23日から28日までWEB開催された第72回日本産科婦人科学会学術講演会の生涯研修プログラム「診療に苦慮する婦人科悪性腫瘍」では、子宮肉腫の1つである子宮平滑筋肉腫、上皮性卵巣腫瘍に比べて頻度の低い非上皮性卵巣腫瘍(胚細胞性腫瘍、性索間質性腫瘍)、さらに免疫チェックポイント阻害薬の臨床的有効性が示唆される絨毛性腫瘍について、その診療の現状と治療ポイントが解説された。

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