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学会リポート◎日本産科婦人科学会2020
エビデンスからみる進行子宮頸癌治療の変遷
標準治療の確立に寄与したJCOG0505試験とGOG204試験

2020/05/12
森下紀代美=医学ライター

 子宮頸癌の排除を目指す世界的戦略として世界保健機関(WHO)は、一次予防としてヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種、二次予防として検診の普及を提唱している。日本では子宮頸癌の罹患数・死亡者数は増加傾向にあるが、HPVワクチンの積極的勧奨は中止されており、子宮頸癌検診の受診率は先進国の中で特に低い状況にある。

 4月23日から28日までWEBで開催された第72回日本産科婦人科学会学術講演会の専攻医教育プログラムでは、静岡県立静岡がんセンター婦人科医長の武隈宗孝氏が子宮頸部悪性腫瘍の疫学・診断・治療について講演し、進行・再発子宮頸癌について標準治療がどのように確立されてきたかを解説した。

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