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標準治療からの逸脱も考慮せねばならない
国際肝癌協会が COVID-19 パンデミック下における肝細胞癌(HCC)取り扱いガイダンスを発表

2020/04/14
中西美荷=医学ライター

 国際肝癌協会(ILCA; International Liver Cancer Association)は4月8日、 COVID-19 パンデミック下における肝細胞癌(HCC)取り扱いガイダンスを発表した。COVID-19感染が慢性肝障害およびHCC患者の肝機能に及ぼす影響についての最新情報と、COVID-19に起因する物資あるいは安全上の理由により標準治療の提供が困難な場合における、HCC患者に対する代替医療についての推奨事項を提供するものだ。

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界全体における感染者は182万人、死者も11万人を超える事態となっている(日本時間4月13日午前3時の時点、ジョンズ・ホプキンス大学集計)。医療提供体制崩壊の危機に直面する中で、COVID-19による重症化や死亡のリスクが高いとされる癌患者に対して、感染リスクを軽減しながらも、可能な限り質を落とすことなく本来の癌治療を提供していかねばならないとしてILCAがまとめたものだ。

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