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エリアレビュー◎SABCS2019・ホルモン受容体陽性乳癌
再発リスクや薬剤の感受性で選ぶこれからのホルモン受容体陽性乳癌の治療
CDK4/6阻害薬とホルモン療法の併用は化学療法と同等のパワーの可能性

2020/01/16
兵庫医科大学外科学(乳腺・内分泌外科)教授 三好 康雄 氏
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 ホルモン受容体(HR)陽性HER2陰性乳癌の初期治療は内分泌療法が基本であるが、再発リスクが中・高リスクの乳癌に対して、術後補助療法として内分泌療法にS-1を追加することの有用性が日本のフェーズ3試験POTENTで明らかになった。またCDK4/6阻害薬は手術可能な高リスクのluminal B乳癌の術前補助療法として、アロマターゼ阻害薬(AI)との併用で化学療法と同様の効果を示し、かつ転移・再発乳癌でも化学療法と同程度のパワーを持つことがわかってきた。
 2019年12月に開催されたサンアントニオ乳癌シンポジウム(SABCS2019)で発表された臨床試験の結果を中心に、HR陽性乳癌に対する治療戦略と今後の展開について、兵庫医科大学外科学(乳腺・内分泌外科)教授の三好康雄氏に解説してもらった。

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