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学会リポート◎日本放射線腫瘍学会2019
ICIの導入で変わるIII期非小細胞肺癌の治療戦略
抗PD-L1抗体による地固め療法の有効性を踏まえ最適な照射を模索

2019/12/16
八倉巻尚子=医学ライター
ICIの導入で変わるIII期非小細胞肺癌の治療戦略の画像

 切除不能III期非小細胞肺癌(NSCLC)は化学放射線療法(CRT)が標準治療となっている。昨年、フェーズ3試験のPACIFIC試験の結果に基づき、CRT後の維持療法として抗PD-L1抗体のデュルバルマブが承認され、その後、全生存期間(OS)の延長も示された。日常診療に免疫チェックポイント阻害薬(ICI)による維持療法(地固め療法)が導入される中、いかに安全に実施するかが模索されている。
 11月に名古屋で開催された日本放射線腫瘍学会第32回学術大会のワークショップ「III 期非小細胞肺癌の治療戦略」(座長:MD Anderson Cancer CenterのRitsuko Komaki氏、災害医療センターの早川和重氏)では、腫瘍内科、放射線科、外科から、CRTにおける化学療法レジメンと最適な照射、N2症例に対する手術の意義について報告された。

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