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エリアレビュー◎AACR-NCI-EORTC 2019
RAS阻害薬の開発に活気、新発想のたんぱく質分解誘導キメラ分子に注目
抗HER2/HER3抗体、抗体薬物複合体の臨床試験も進む

2019/11/27
神戸大学大学院医学研究科腫瘍・血液内科学/神戸大学医学部附属病院腫瘍・血液内科教授 南 博信 氏
RAS阻害薬の開発に活気、新発想のたんぱく質分解誘導キメラ分子に注目の画像

 RAS変異は多くの進行癌で見られるものの、今まで阻害薬の開発は難しかった。しかし近年、構造解析の進展とともにRAS阻害薬の開発が一気に進んでいる。10月末に米ボストンで開催されたAACR-NCI-EORTC International Conference on Molecular Targets and Cancer Therapeutics(AACR-NCI-EORTC 2019)では、KRAS G12C阻害薬をはじめRASを標的とした薬剤の発表が相次いだ。またタンパク質のユビキチン化を活用したタンパク質分解誘導キメラ分子(PROTAC)や、HER2/HER3を標的とした薬物、実用化が広がる抗体薬物複合体(ADC)に関する発表もあった。
 AACR-NCI-EORTC 2019で注目された演題について、神戸大学大学院医学研究科腫瘍・血液内科学/神戸大学医学部附属病院腫瘍・血液内科の南博信氏に解説してもらった。

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