
EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌(NSCLC)の1次治療として、第3世代EGFR-TKIオシメルチニブは、第1世代EGFR-TKI(ゲフィチニブまたはエルロチニブ)に比べて全生存期間(OS)を有意に延長することがフェーズ3試験のFLAURA試験で示された。オシメルチニブによる1次治療後のシークエンスが議論される中、FLAURA試験のOSの結果は注目されていた。
欧州臨床腫瘍学会(ESMO2019)で発表されたOSの結果の解釈と、今後の治療シークエンス、日常診療への影響について、金沢大学呼吸器内科の笠原寿郎氏に解説してもらった。
(まとめ:日経メディカルOncology編集部)