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学会リポート◎日本癌治療学会2019
生存延長に加えて認知機能・QOLの維持を目指す脳腫瘍治療
遺伝子解析の導入で薬物療法の進展にも期待

2019/11/14
八倉巻尚子=医学ライター
生存延長に加えて認知機能・QOLの維持を目指す脳腫瘍治療の画像

 極めて予後不良だった脳腫瘍に対する化学療法や放射線治療、手術手技の開発が進められ、生存期間は延長している。それに伴い、脳機能やQOLを維持する治療が重視されるようになった。また2016年WHO分類から分子遺伝学的な分類が導入され、脳腫瘍領域での分子標的薬の可能性も見えてきた。
 10月に開催された第57回日本癌治療学会学術集会のシンポジウム「脳腫瘍 Up to Date」(司会:名古屋大学脳神経外科の若林俊彦氏、岐阜大学脳神経外科の岩間亨氏)では、原発性脳腫瘍と転移性脳腫瘍に対する治療、脳機能を温存した治療の現状、さらに分子機序に基づいた治療への展開が報告された。

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