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学会リポート◎日本血液学会2019
遺伝子異常に基づくDLBCLの疾患分類と新たな分子標的治療の可能性

2019/11/12
森下紀代美=医学ライター

 びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)は、日本では悪性リンパ腫の中で最も発生頻度が高い病型である。DLBCLは、臨床的、病理学的、分子遺伝学的に、多様な病態を示す。予後不良とされるダブルヒットリンパ腫(DHIT)もDLBCLの1亜型であり、臨床的に最も注意を要する病型である。

 10月に東京都で開催された第81回日本血液学会学術集会の教育講演では、岡山大学病院血液・腫瘍内科の遠西大輔氏が「DLBCLの遺伝子異常に基づく分類と層別化治療の可能性」と題した講演を行い、DLBCLの最新の分子学的層別化(molecular taxonomy)、同氏らが研究で明らかにしたDHITの分子病態、さらにこれらの知見が実地臨床にどのような影響を及ぼすかについて解説した。

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