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エリアレビュー◎ESMO2019・胃癌
胃癌の術前補助化学療法が標準治療に向けて一歩前進
術前DOS療法と術後S-1投与で増悪リスクが低下

2019/10/29
大阪大学大学院医学系研究科外科学講座消化器外科学 黒川 幸典 氏
胃癌の術前補助化学療法が標準治療に向けて一歩前進の画像

 切除可能局所進行胃癌に対し、S-1による術後補助化学療法に加え、術前にDOS療法(ドセタキセル、オキサリプラチン、S-1)を行うことで無増悪生存期間(PFS)が改善することが韓国のフェーズ3試験PRODIGYで示され、欧州臨床腫瘍学会(ESMO2019)で発表された。また中国で行われた術前・術後SOX療法(S-1、オキサリプラチン)のフェーズ3試験RESOLVEからも有効性を示すデータが報告された。
 日本で術前DOS療法のフェーズ2試験を進めている大阪大学大学院医学系研究科外科学講座消化器外科学の黒川幸典氏に、2つのフェーズ3試験の評価と日本における術前補助化学療法の可能性について解説してもらった。

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