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エリアレビュー◎WCLC2019・肺癌
RET融合遺伝子陽性非小細胞肺癌で再確認されたドライバー遺伝子解析の重要性
ドライバー遺伝子変異を測定し個別化医療をさらに前に進める

2019/10/23
国立がん研究センター東病院呼吸器内科長 後藤 功一 氏
RET融合遺伝子陽性非小細胞肺癌で再確認されたドライバー遺伝子解析の重要性の画像

 2019年9月にバルセロナで開催されたIASLC World Conference on Lung Cancer(WCLC 2019)では、RET融合遺伝子を有する進行非小細胞肺癌(NSCLC)の治療について注目を集めた発表があった。1つはRET阻害薬LOXO-292(selpercatinib)の高い有効性と忍容性が示された多施設共同の第I/II相試験LIBRETTO-001の結果である。この試験には日本からも参加している。一方、もう1つの試験、RET融合遺伝子を有する進行NSCLCを対象にALK阻害薬アレクチニブを評価した日本の第I/II相試験ALL-RETでは、有害事象のために用量を上げることができず、限定的な効果が示されるにとどまった。両試験で共同研究者を務めた国立がん研究センター東病院呼吸器内科長の後藤功一氏に、これらの試験の意義と臨床に与える影響などについて解説してもらった。

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